2022年11月の日本株投資

お金

こんにちは。カラガラです。

普段は月末の積立投資記事で売り買いした日本株の紹介をしているのですが、今月も大量に日本株を仕入れたので、この記事で詳しく紹介していきたいと思います。

今月は5銘柄売却して、11銘柄購入しました。

売却した銘柄

日東富士製粉【2003】

製粉準大手。三菱商事傘下で連携推進。『ケンタッキーフライドチキン』など外食FCも展開

出典:会社四季報オンライン(https://shikiho.toyokeizai.net/stocks/2003

PERの割に純利益の成長率が鈍かったので売却しました。

リケンテクノス【4220】

塩ビコンパウンド首位。エラストマー注力。建材用では化粧材用フィルム強い。海外展開で先行

出典:会社四季報オンライン(https://shikiho.toyokeizai.net/stocks/4220

日東電工と買い替えるために売却しました。

三井住友フィナンシャルG【8316】

傘下に三井住友銀、SMBC日興証券、プロミスなど。3大金融グループの一角、効率性トップ

出典:会社四季報オンライン(https://shikiho.toyokeizai.net/stocks/8316

PERの割に純利益の成長率が鈍く、2022年のフリーキャッシュフローがマイナスだったため売却しました。

キューブシステム【2335】

金融、流通、通信向けのシステム構築が主力。プロジェクト管理能力に定評。研修制度充実

出典:会社四季報オンライン(https://shikiho.toyokeizai.net/stocks/2335

カプコンと入れ替えるために売却しました。

グンゼ【3002】

紳士肌着首位。素材、機能性繊維、電子機能材料、メディカルも成長。不動産事業も手がける

出典:会社四季報オンライン(https://shikiho.toyokeizai.net/stocks/3002

PERの割に純利益の成長率が低いため売却しました。

購入した銘柄

中外製薬【4519】

ロシュ傘下で成長続ける異色の医薬品大手。抗体・バイオで先行、抗がん剤、骨・関節領域に強い

出典:会社四季報オンライン(https://shikiho.toyokeizai.net/stocks/4519

といった理由で購入しました。

イフジ産業【2924】

液卵製販2位。製パン、製菓向け中心。全国4工場体制で安定供給。連結配当性向25〜30%メド

出典:会社四季報オンライン(https://shikiho.toyokeizai.net/stocks/2924

  • 5年連続増配予定
  • 配当金を超えるフリーキャッシュフローを稼いでいる
  • 成長率の割にPERが低い

といった理由で購入しました。

横浜ゴム【5101】

タイヤ国内3位。農機や産業車両向けタイヤ強化。ホース配管や工業資材、ゴルフクラブも展開

出典:会社四季報オンライン(https://shikiho.toyokeizai.net/stocks/5101

  • 10年以上減配していない
  • 配当金を超えるフリーキャッシュフローを稼いでいる
  • 成長率の割にPERが低い

といった理由で購入しました。

メタウォーター【9551】

上下水処理設備でトップ級。日本ガイシと富士電機の水環境事業を統合し発足、官需が8割超

出典:会社四季報オンライン(https://shikiho.toyokeizai.net/stocks/9551

  • 5年以上減配していない
  • 配当金を超えるフリーキャッシュフローを稼いでいる

といった理由で購入しました。

西日本フィナンシャルHD【7189】

福岡本拠の西日本シティ銀と長崎銀、西日本信用保証による共同持株会社。宮崎、大分にも展開

出典:会社四季報オンライン(https://shikiho.toyokeizai.net/stocks/7189

  • 5年以上減配していない
  • 配当金を超えるフリーキャッシュフローを稼いでいる
  • 成長率の割にPERが低い

といった理由で購入しました。

日東電工【6988】

テープ類から総合材料メーカーに。液晶用光学フィルムで成長。ニッチ商品でシェア首位多数

出典:会社四季報オンライン(https://shikiho.toyokeizai.net/stocks/6988

  • 時価総額が1兆円を超える大型企業
  • 10年以上減配していない
  • 配当金を超えるフリーキャッシュフローを稼いでいる
  • 成長率の割にPERが低い

といった理由で購入しました。

SOMPOHD【8630】

3メガ損保の一角。国内生保、海外損保の拡大推進。介護・ヘルスケアも収益の柱へと強化中

出典:会社四季報オンライン(https://shikiho.toyokeizai.net/stocks/8630

  • 時価総額が1兆円を超える大型企業
  • 8年連続で増配中
  • 配当金を超えるフリーキャッシュフローを稼いでいる

といった理由で購入しました。

ただ、純利益の5年平均成長率予想が-14.1 %とマイナスな割にPERは11.6と高いので、場合によっては売却するかもしれません。

配当だけ見たら魅力的な銘柄なんですけどね。

カプコン【9697】

家庭用ゲームソフト開発大手。アクション系軸に人気作品多数。スマホ、SNS向け開発積極化

出典:会社四季報オンライン(https://shikiho.toyokeizai.net/stocks/9697

といった理由で購入しました。

商船三井【9104】

海運大手。鉄鉱石船、タンカー、LNG船中心に不定期船に強い。コンテナ船は18年4月事業統合

出典:会社四季報オンライン(https://shikiho.toyokeizai.net/stocks/9104

  • 時価総額が1兆円を超える大型企業
  • PERが低く成長率が高い
  • 5年連続で黒字予定

といった理由で購入しました。

海運業の銘柄は赤字の頻度が多くて買いにくかったんですが、商船三井は黒字が続いているため購入できました。

ゴールドウイン【8111】

衣料中心に海外のスポーツ・アウトドアブランドを国内展開。『ザ・ノース・フェイス』が大黒柱

出典:会社四季報オンライン(https://shikiho.toyokeizai.net/stocks/8111

といった理由で購入しました。

新日本建設【1879】

建設と不動産開発(分譲マンション)が両輪。営業は首都圏中心、建設は非住宅工事の受注を深耕

出典:会社四季報オンライン(https://shikiho.toyokeizai.net/stocks/1879

  • 10年以上減配していない
  • 配当金を超えるフリーキャッシュフローを稼いでいる
  • PERが低い
  • 時価総額より正味流動資産(流動資産-総負債)が多い

といった理由で購入しました。

1万円の入った財布が5000円で売られていると評される、いわゆるネットネット株ですね。

まとめ

というわけで2022年11月の日本株投資の振り返りでした。

2022年11月27日時点のデータ

このグラフは日本と米国のリスクプレミアムリスクに見合った収益見込みを現したグラフです。

リスクプレミアムの計算は山崎元さんの記事を参考に、益利回り+経済成長率-10年国債利回りで計算しています。益利回りは日経平均S&P500、経済成長率はIMFの推計です。

リスクプレミアムが7%を超えると株価は安いと判断できるそうですが、日本株のリスクプレミアムは9%を超えています

これは投資好機だと考えて日本株全力マンになっているのが最近の私です。

Bitly

あと、『マンガでわかる ベンジャミン・グレアムの投資術』という本を読んでから、企業の資産や負債も見るようになりました(今までは全く見ていませんでした……)。

リターンが同じならリスクは少ない方がいいので、今後は資産や負債にも注目して銘柄を選びたいと思います。

人柱として皆さんの参考になれば幸いです。それではさようなら。

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