「ADHDと診断されました」2024年3月21日の日記

日記
  • ADHD注意欠如・多動症と診断されました。

ADHD(注意欠如・多動症)は、「不注意」と「多動・衝動性」を主な特徴とする発達障害の概念のひとつです。ADHDの有病率は報告によって差がありますが、学齢期の小児の3~7%程度と考えられています。ADHDを持つ小児は家庭・学校生活で様々な困難をきたすため、環境や行動への介入や薬物療法が試みられています。ADHDの治療は、人格形成の途上にある子どものこころの発達を支援する上でとても重要です。

出典:ADHD(注意欠如・多動症)の診断と治療 | e-ヘルスネット(厚生労働省) (https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-04-003.html)
  • この前メンタルクリニックに行った際に受けたCAARS(Conners’ Adult ADHD Rating Scales)という検査結果がこの写真です。見ての通り、ADHDの傾向が極めて高いです。
  • 一応、あまりにも得点が高かったり、矛盾値が高いときは検査結果を疑うこともあるらしいのですが、医師はそのように判断したようです。
  • 私は結構前からADHDの存在を知っていたのですが、その際は「自分は違うな」と感じていました。物事に集中できるときもあるし、昔より落ち着いてきたし、人を怒ることも少ないし。
  • ただそれは、自分が工夫してきて目立たなくなっていただけなんだと、最近気づきました。
  • 物事に集中しやすいように物の数を増やさないようにしたり、できるだけシングルタスクにするように気を付けたり。人とのコミュニケーション技法を学んで、落ち着いている(ような)雰囲気を出すこともできるようになったり。
  • ちなみに、人を頭ごなしに怒ることは少ないけれども、「お前は理不尽に対する沸点が低すぎる」と友達に指摘されるぐらいには怒りっぽいです。深呼吸したり「あの人は何か嫌なことがあったのかもしれない」と思うようになり多少マシになったような気もするし、なっていないような気もする。
  • ケアレスミスも確かに多いなと思う。履歴書を失敗しないために下書きを書いて、それをボールペンでなぞっていたのに間違えたし。最終的にOKだと思っていたら漢字を間違えていたらしいし。
  • そういった「なんとなく生きにくい」と思っていた現象に名前がついてくれたのはありがたい気がする。一方でやはりショックでもある。「そうだと思ってたけど、そうかー……」という感じ。
  • ADHDの薬としてアトモキセチンも処方された。なんでも、これを飲むだけで神経機能が活性化し、注意力が向上し、気分も落ち着くらしい。それって大丈夫なんか???
  • 私は「ADHDのお薬っていうとコンサータですか?」と医師に聞いたのだけれど、「コンサータはもっと後になってからじゃないと処方できない」とのことだった。副作用が強いのだろうか。
  • 奥さんにこの話をしたところ、「診断されたからといって、あなたが変わるわけではない」と言ってもらえた。本当に良い人と結婚したなと思う。
  • 一方で、母には黙っている予定だ。私の母は私と真逆の性格なので、恐らく分かってもらえないだろう。三男が重度のASDなので、長男も発達障害だと知るのは可哀そうだとも思うし。
  • これからの経過としては、
    1. アトモキセチンを増やす
    2. カウンセリング(自費)でADHDでも生活しやすいような工夫を考えていく
  • という感じになると思われる。なおりはしないが、ましになるとはよく言ったものだ。

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