消費税はなぜ最悪の税金なのか!?!?

お金

こんにちは。カラガラです。

今日は消費税について話していきたいと思います。

当たり前のように存在している税金ですが、個人的には問題のある税金だと感じています。

私がなぜ消費税を最悪の税金と思うのかを、3つの観点から語りたいと思います。

1|消費税は消費を減らす

まず、消費税が消費を抑制するという問題です。

消費税は、商品やサービスの最終価格に上乗せされる形で徴収されます。これにより、消費者の負担が増え、その結果、消費が減少する傾向にあります。

消費減少は、経済全体にマイナスの影響を与えることが多いです。なぜなら、消費は経済の活動を活発にする大きな要素であり、企業の収益を支える基盤となるからです。

需要と供給のバランスで言えば、需要を減らす(同じ値段で買えるものが減る)ので、供給過多になることで商品が余り、企業は儲からなくなります。

このように、消費税は経済活動を制約するのが問題と感じる一つです。

2|消費税は低賃金者への負担が大きい

次に、消費税が低賃金者にとって特に重い負担となるという問題です。消費税は全ての消費者に等しく課されますが、これは逆に言えば所得に関係なく一律の税率が適用されるということです。

低所得者は、収入の大部分を生活必需品に消費する傾向があります。

その結果、収入全体の中で消費税が占める割合(所得に対する消費税負担率)は低所得者の方が高くなります。

3|消費税は物価とともに税収が上がる

また、消費税は物価の上昇とともに税収を増加させるという特性を持っています。これは、消費税が商品やサービスの価格に対して一定の割合で課せられるため、物価が上昇するとともに消費税の金額(絶対額)も増えるからです。

物価上昇は、一般的にはインフレーションとして知られ、多くの場合、経済全体の活動が活発化している証とされます。インフレーションが進行すると、企業の収益も上がる傾向にあり、それに伴い賃金も上昇します。このような経済状況下では、消費税の収入も増えることで、政府の財政状況を支える一助となります。

しかし、この特性は裏を返せば、物価が上昇すると、消費者の生活負担もそれだけ増えるということを意味します。

特に、収入の上昇が物価の上昇に追いつかない低所得者は、一層の生活困難に直面する可能性があります。

まとめ

消費税は

  • 経済全体にマイナスの影響を与え
  • 所得に関係なく一律の税率が適用されることで
  • 収入の上昇が物価の上昇に追いつかない低所得者の生活を特に困難にする

ことが問題だというお話でした。

消費税に代わる税制改革の方策としては、所得税や法人税の見直しや、環境税や資産税の導入などが考えられます。これらの税制改革は、所得や資産に応じて累進的に課税することで、公平性や効率性を高めることができます。また、環境税は、環境問題への対策としても有効です 。

もちろん消費税を無しにするのは難しいと思うのですが、「将来のために増税を」と叫ぶ政治家がいた場合には、消費税の負の側面も鑑みたうえで支持するのか反対するのか考える一助となればなぁと思います。

僕からは以上です。それではさようなら。

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