経済評論家・山崎元さん死去、65歳 雑誌やテレビで資産運用を解説(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
経済評論家で、元楽天証券経済研究所客員研究員の山崎元(やまざき・はじめ)さんが1日、食道がんで死去した。65歳だった。故人の遺志で通夜や葬儀は行わない。 「超簡単 お金の運用術」など多数の著書
- 経済評論家の山崎元がお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りいたします。
リンク
- 私が山崎元さんを知ったのは『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』だったはず。ニッセイ外国株式インデックスファンドとeMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)を半々で買ったのが懐かしい。
- その後はリベ大のコンテンツにハマったりしていてしばらく離れていたのだけれど、いつの間にか山崎元さんの本や記事に戻ってきていた。
- 毎週トウシルやダイヤモンド・オンラインの記事を見るのが楽しみだった。勉強になるのももちろんだったけれど、本人の性格が文章からにじみ出ていて好きだった。
一コマで、一生役立つマネーリテラシー講座 | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
筆者は友人のある大学の先生に頼まれた。「ヤマチャン、うちの学生に一コマだけお金の授業をして欲しい。一生役に立つようなマネーリテラシーにつながる話がありがたい。難しい話はダメだよ。分かりやすい話で頼むよ」。 大学の一コマは、昨今90分ない…
- 山崎元さんの記事で傑作を上げろと言われればこの記事になると思う。どの記事も有益だけれども、山崎さんにしては珍しく口語の文章なので、初めて読む人にもとっつきやすいと思う。
リンク
- 本で言えば『マンガでわかる 世界でただひとつの株式投資入門』を一番読み込んだ。マンガで分かりやすいし、趣味としての個別株投資について語った本はこれ以外に知らない。
「癌」になって、考えたこと、感じたこと(1)|Hajime Yamazaki(山崎元)
〜発病の経緯と検査について考えたこと〜 <癌発見の経緯> 2022年の6月くらいから、喉の調子が今一つだと感じていた。不調だと感じた部位は喉の少し奥と、耳の下のリンパ腺の辺りだった。細菌が感染しているような感覚だったので、近所の内科医院を...
- 個人的に印象に残っているのが、経済について冷たいと感じるほど理性的な山崎さんが、「がんもどき」という疑似科学を信じていたことだ。文章から察するに、最後まで疑似科学だと思わず信じていたように見受けられる。
- 「だから失望した」なんてことはなく、「ある一分野では思慮分別のある人でも、別の物事ではそうでなかったりする」という人間の性を改めて感じることができてよかったと思っている。だからこそ、教祖のように誰かを信じ切るのは危ないと感じている。私が推し活に乗り切れないのも、このような考えが根っこに染みついてしまっているからだと思う。
- 改めて、山崎元さんのご冥福をお祈りいたします。彼のような文章が書けるようになりたい。そのためには、世間一般の常識や答えを探すのではなく、物事を自身の頭で考え詰めることが重要なのだと思う。山崎元さんはそうしていたのだから。
コメント