「理学療法士向けの参考書のオススメ」2025年1月4日の日記

日記
  • 全角スペースで複数ワード検索しようとすると記事が出てこない問題に悩んでいたのだけれど、以下の記事を参考にWP Multibyte Patchを有効化したらすぐにできた。
全角スペースでも絞り込み検索を行えるようにする方法
WordPressの検索フォームで、全角スペース区切りの検索結果が正しく反映されない問題を解決する方法を紹介しています。キーワードの絞り込み検索を全角スペースにも対応させたい人におすすめの記事です。
  • 2025年はこういう小さな便利を積み重ねていく年にしたいですね。


  • 最近は理学療法士向けの参考書をよく買っているので、よかったものを紹介したいと思います。

園部俊晴の臨床『膝関節』

  • 園部俊晴先生のことはそんなに好きじゃないのですが、この本を読んでから明らかに膝関節疾患の患者さんからの「ウケ」が良くなりました。
  • 膝蓋下脂肪体と下腿外旋の知識は特に大事だなと感じました。膝蓋下脂肪体の柔軟性を改善したり、下腿内旋を促したりするだけで、膝の痛みや屈曲角度が改善する患者が多いからです。
  • 一方で、膝関節の伸展制限に対しては、この本のテクニックを使っても1回の介入では目に見える改善はないなと感じている今日この頃です。まぁ僕が正しく評価・治療を行えていない可能性もあると思いますが。
  • 膝関節の屈曲可動域制限・痛みに対してお困りのセラピストにはオススメです。

足部・足関節痛のリハビリテーション

  • 赤羽根良和先生の足関節に関する本です。
  • 奥さんの足関節に背屈可動域制限があり、仕事をしているとふくらはぎも痛くなるとのことだったので、なんとかしたいなと思い購入しました。
  • うちの奥さんに対して効果があったのは以下の手技でした
    1. Kager’s fat pad(特にウェッジパート)に対する滑走操作
    2. 下腿後面の皮膚の滑走操作(これはこの本には記載がない手技です)
    3. アキレス腱皮下包に対する滑走操作
  • この治療後は下腿後面の圧痛が軽減し、背屈可動域に改善がみられました。セルフエクササイズで下腿三頭筋のストレッチは教えていたのですが、皮膚を擦ったり脂肪体をマッサージする方法も追加で指導しました。
  • 「Kager’s fat padってよくわからん」って人にはオススメです。

肩関節拘縮の評価と運動療法

  • 僕自身お世話になった林典雄先生と、足関節の本も書かれていた赤羽根先生の本です。
  • 「腱板疎部ってよう分からん」と思い購入しました。僕の拙い読解力でこの本を読んだ限りでは「腱板疎部≒烏口上腕靭帯」なのだと理解しました。
  • 肩の治療への効果自体は、そこまで大きな改善を感じてはいないのですが、反復収縮の重要性は全ての部位の治療に活かせているなと感じます。
  • 肩関節は複雑なので、改めて筋肉や靭帯の起始停止や作用を覚え直さないとなーと焦りを感じれたのが一番よかったかもしれません。

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