「30代世帯主男性が虚弱に生きるということ」2026年1月25日の日記

日記
  • 自立支援医療費(精神通院)の申請を完了しました。これは、精神科への通院を1割負担で受けられる制度です。
  • 今までも存在は知っていたのだけれど、「まぁ3割が1割になるだけだし、大差ないか」とサボっていた。
  • ところが申請していざ使ってみたら、1割どころかメンタルクリニックとその薬代がタダになった。0円ですよ0円。
  • なんでそんなことになるかというと、市町村によっては、自立支援医療費の残り1割を自治体が支援して、0割にする制度があるらしい。そういうことをもっと大きい声で教えてくれよ!
  • というわけで、自立支援医療費の申請に足踏みしている人は、ぜひ自分の自治体のホームページを確認してください。僕は確認しても分からなかったのでChatGPTに確認させました。便利な世の中なのかそうじゃないのか。
  • ……なんていうといいことばかりのようだけれど、実際は自立支援医療費の紙を病院や薬局で毎回提示しないといけないし、それが想定と違って0割だし、市役所には明細を取っておくように言われたけど0円だから明細が出ないと言われるし、イレギュラーが多くて疲れ切ってその後は頓服を飲んで寝込んでいた。
  • おまけに精神障害者手帳の申請をするしないで病院のワーカーさんからの説明も聞いたりして余計疲れた。説明と言ってもこちらのための説明というよりは、「診断書を書くのに○○円かかりますが、仮に手帳が通らなくても返金は出来かねますので……」みたいな、僕が一番嫌いなやつだった。いや、そういうことを言ってくる人がいるのは分かるけど、僕はそういうことは言わないし、なんでうつ病で病院かかって精神障害者手帳も検討するぐらいの状況なのに、そんなことを言われなきゃいけないんだ。
  • 「マイナンバーカードで上手いことやってくれよ」と思ったけど、どうも住んでる自治体の中なら、自立支援の紙とか手帳とかの連携はマイナンバーカードでできるらしい。ただ、僕みたいに市外の病院に通院しているとそれができないんだそうな。できろよ!!!!!


  • そういえばカウンセリングの2回目があった。1回目は半分以上泣いて終わってしまったが、それでも反すう思考が前より減った感覚はあるので、効果は実感している。
  • 2回目は、育った家庭環境に関する話がメインだった。僕は両親の中が悪い家庭の長男として育ち、三男は重度の自閉症で、しかもADHDが見過ごされて育ってきたことに関する愚痴を喋っているだけだったような気もする。奨学金を借りて大学に行ったことや、父親が母親を殴っているところを仲裁して投げられたこととか、離婚するまでのなんやかんやとか、色々話したなー。
  • カウンセリングが2か所目なので分かるのだけれど、今のカウンセラーさんは傾聴が上手だなと思う。僕が話し終わるのを見て、さらに話しださないのも確認してから、僕の話を要約したり、違う話題に話しをもっていったりする。プロってすごい。
  • 最終的には、幼少期に経験した傷つきが生み出した信念・価値観である「スキーマ」を扱う「スキーマ療法」を行っていければいいが、それに耐えられるだけの精神の安定をするために、ボディタッチをしたりカフェイン断ちをしたりなどのセルフケアを習慣にしていきましょうという話になった。
  • すべてに納得しているわけではありません。例えば腹側迷走神経と背側迷走神経の話などもあったのだけれど、それは心理学会でコンセンサスのある理論ではなかったりしたし。言っていることを全て真に受けているわけではない。
  • ただ、それはそれとして大枠で方向性としては間違っていないと思うし、そうでなくても、世間体を気にせず気持ちを吐露できる場所が今の僕には必要だと思う。自費で1万円弱かかるのはキツイし、政治への文句も言いたくなるががが。


  • 改めてこの間読んだ『虚弱に生きる』は、今の僕に刺さった本だったと思う。
  • これが元気な時に読んでいたら、「大変な人がいるんだな」とか「この人に比べたら僕はマシだな」とかで終わっていたと思う。
  • でも、今の僕は間違いなく虚弱側だ。ADHDでうつ病で、専業主婦の奥さんがいるのに休職してて、これから仕事復帰したとしてもフルタイムでの仕事は厳しいでしょう。
  • おまけに子どものことまで考えている。著者の「絶対に終電を逃さない女」さん(以後:絶対さん)は子どもや結婚を基本的には考えていないとのことだった。それは絶対さんがそれに耐えられる状況ではないというのが一番大きいとは思う。
  • 一方で、僕はそれを考えられてしまうことが、ある種では絶対さんより虚弱な状況なのかもしれない。夫婦ともに蓄えがそれなりにあって、休職しているとはいえ厚生年金や健康保険に入れていて、まだ申請していないけれども傷病手当金も貰えるだろう。
  • そうなると、選択肢が残る。子どもを欲しがることができる。上手く子どもができなければ産婦人科に通って妊活もできる。じゃあそれでも妊娠できなかったら?体外受精はする?代理出産は?養子は?妊娠できたとしたら二人目はどうする?
  • ……選択肢が多いというのは基本的にはいいことなのだけれど、夫婦共々メンタルクリニックに通っているような我が家にとっては必ずしもいいものではない。
  • もし子どもができるとすれば、そして僕がフルタイムの仕事に復帰できたとしたら、育休が取れるようになるまでは1年は働かないといけない。1年後どころか明日の体調だって確信がもてないのに、「子育てしないといけないので、転職するにしてもフルタイムは厳しいと思っています」などとカウンセラーに話すのだ。笑っちゃうね。


  • さりとて生きねばならぬ。結婚していてよかったのは、希死念慮が湧きにくいことだと思う。奥さんを悲しませないためにも、休職して自分としてはダメ人間だと思っても、それでも死ぬよりは奥さんは休んでいる僕が一緒にいてくれた方が安心してくれると分かっているから。
  • 僕と同じような人がいるとしたら、
    • 傷病手当金
    • 自立支援医療費
    • 精神障害者手帳
  • などを検討してみてくださいとなると思う。それ以外は絶対さんの本を読むといいと思う。
  • 年金は払えるなら払った方がいいと思うが、そこは権利ではあるし、生活保護もあるのだからいいと思う。
  • 生活保護と頓服薬って似ていると思う。使っていいよと言われても、今まで育ってきた中で獲得してきた無駄な価値観が意地を張り、できるだけ使わないようにしようとするのだ。
  • 最近はその意地にも負けるぐらい虚弱になってきたので、頓服を飲む用になった。虚弱になると言えば悪いことのようだし、実際もっと強ければよかったなとも思うけれど、もともと虚弱だったのに無理して生きていたのを、足るを知ったのだと思うと賢くなったような気がしていいよね。
  • 強いのもいいことなのかもしれないけど、それは強い人が生きやすいように世の中が設定されているという見方もできる。ちいかわの世界では強者は悪者に見えるじゃないですか。スーパー戦隊ではヒーローは5人なのに悪党は一人で戦う。選挙活動は家事を行っていない男性でないと基本的には無理だし、大人になった障害児のオムツを交換できるスペースなんてほとんどの施設に設置されていない。
  • 「だから選挙に行こう」と言うとXで声が大きい人みたいだね。あえて言うなら「声を上げること」は大事だと思う。文字が書けるなら絶対さんみたいに文章を書けばいいし、喋れるなら話したらいい。絶対さんに僕が影響されているように、世の中の物事は影響し合っているわけだから、できる範囲で、自分がしたいように、できることを積み重ねていけば、それでいいのだと思う。これは自分に言っているのかもしれない。

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